妙高山・火打山
日 数 1泊2日
体力度 ★★☆
危険度 ☆☆☆
工 程 1日目=笹ヶ峰P〜富士見平(分岐)〜黒沢湿原〜黒沢池ヒュッテ〜妙高山〜黒沢池ヒュッテ
2日目=黒沢池ヒュッテ〜茶臼山〜高谷池ヒュッテ〜火打山〜高谷池ヒュッテ〜富士見平〜笹ヶ峰P
歩行時間 1日目=約6時間35分
2日目=約5時間5分
(休憩時間、電車バス等の乗物待時間を除く)
駐車場 笹ヶ峰P(無料)
歩行日 8月27日〜28日
備 考  
面積事項 本サイトで紹介する全ての情報には作者の主観が含まれているものとし、作者登山時による参考データとします。登山計画時や実登山時に本サイトのデータを使用する事は、個人の判断によるものとし、実状と差異が生じた場合でも、本サイト側には一切の責任を持たないものとします。
レポート<1日目>
マイカーアプローチ

 登山口は「妙高・杉ノ原スキー場の」上にあります。国道18号から杉ノ原スキー場方面へ曲がり、杉ノ原のゲレンデ入口付近を通過したら、クネクネの山道を約12Kmで到着となります。

 駐車場は舗装されており無料。駐車台数は40〜50台ほどでした。

笹ヶ峰P

笹ヶ峰P〜黒沢橋=約45分

 笹ヶ峰Pの登山口には立派な「門」があり、門から樹林の中へと木道が続いています。登山口から黒沢橋までは約45分。この間のほとんどが木道です。

 木道の長さに関心しながら樹林を進むと、いったん木道が終って土の道へ。雨の後などはぬかるみが残っているのでスリップに注意してください。

 再び木道が現れると今度はそのまま地面に降りること無く、黒沢橋まで行けます。(最後にチョットだけ土道をくだります。)
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木道

黒沢橋

黒沢橋〜富士見平=約1時間25分

 黒沢橋からは本格的な登り。最初はさほどでも無いのですが、次第に急登となります。前日までの雨のせいか、道がぬかるんでいて(ひどい所は靴が泥沼に5cmも沈む)、湿っている箇所は石も土もツルンツルンといった感じ。足元のバッドコンディションに加え、段差の大きい石や「配置」の悪い木の根等々、一般の登山道以上に歩きにくいです。この「悪路」が今回の山行では行程の大部分を占めました。みなさんも、妙高山・火打山に登るなら覚悟が必要ですよ。ちなみに、今回悪路だった区間は、

 黒沢橋〜富士見平間
 黒沢池ヒュッテ〜妙高山頂間
 黒沢池ヒュッテ〜高谷池ヒュッテ間
 高谷池ヒュッテ〜富士見平〜黒沢橋間

でした。

富士見平への急登

 さて、愚痴はこの辺にしておいて、黒沢橋からの急登は約30程で落ち着きます。空を覆っていた樹林が無くなると勾配も次第に緩やかになり、まもなく富士見平(妙高・火打分岐点)に到着します。(この分岐点では進行方向で言うと、直進=妙高山、左折=火打山です。)

後半は石ゴロ

ドロドロの悪路

案内板

富士見平〜黒沢池ヒュッテ=約40分

 富士見平から15分ほど樹林を進むと運が良ければ登山道脇にカエルを発見できます。茶色なので見つけにくいのですが、なんでこんな所にカエルが?と思うっていると答えは直ぐにやってきました・・・。

 さて、まもなくすると登山道は突然、一気に視界が開け、思わず「ヒェ〜」と声を発したくなる広さの「大湿原」が目の前に現れます。ここは「黒沢湿原」です。沢に架かる木道を渡れば、黒沢池ヒュッテまで絶景の木道歩きが始まります。風が気持ちよかった〜。(黒沢池ヒュッテには、湿原の木道を20分程歩いた末、樹林の中を軽く下ると到着します。

湿原を渡る橋
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気分爽快
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途中にあったカッコイイ木

 黒沢池ヒュッテは珍しい「六角ドーム屋根」が特徴です。さらに珍しいことに犬がいました(2005年現在)。犬はシェパード犬で2匹います。彼らは小屋脇のトイレの向こうにつながれています。トイレの利用者に飛びついたり、噛んだりすることはありませんが・・・かなり、吠えます。お友達になろうと、口笛を鳴らして近づいたのですが、ダメそうでした。チョットいやカナリ怖かった。(汗)

 黒沢池ヒュッテのテント場は小屋の直ぐ脇にあり、20張ほど幕営可能。水は一度煮沸しないと使えないという事ですが、顔や手を洗う程度なら大丈夫でしょう。水場は小屋の外(入口脇)にあって、いつでも利用できます。

黒沢池ヒュッテ

黒沢池ヒュッテの番犬?

黒沢池ヒュッテ〜大倉乗越〜長助池分岐=約20分+約40分

 さて、作者はこの黒沢池ヒュッテに幕営し、折り畳み式の軽ザックに水と雨具とカメラを入れて妙高山ピークハントに出かけることに。

 小屋前の標識に従って登山道に入ると、まずは大倉乗越まで約20分の登り坂。あいかわらずコンディションの悪い樹林の道ですが、大倉乗越まで登ると目の前に妙高山がドスンと現れます。思わず「おぉ〜」と声を発っしてしまうカタチと大きさと高さ。そして登山道はこれから急な下り坂へ変化します。

 この下りでは、大倉乗越まで登った分が帳消になるほど下ります。登山道の左手には美しい長助池、前方にはさらに高さを増す妙高山!登山道の状態は大倉乗越までの登りよりもっと悪るく、ため息の連続・・・さすがにヘコミました。

妙高山

長助池分岐〜妙高山頂=約1時間

 長助池分岐から妙高山頂までは樹林帯を行く約1時間の急登。もう、作者の体力も限界ですが、30分も我慢すれば、樹林の切れ間から山頂部分の岩場が見え隠れし始めます。そうなると、もうちょっと頑張っちゃおうかなと思うもので、休憩を挟みながらジワリジワリと山頂を目指しました。

 頑張って、山頂直下まで登ると、短い洞窟のようなものがあります。何か偉い人が修行したところでしょうか?ちょっと気味悪いのですが、悪天時には良いビバークポイントとなりそうです。そのミニ洞窟から、数分で妙高山・山頂に到着となります。ヤッタ〜!

妙高山山頂

妙高山頂〜長助池分岐〜大倉乗越〜黒沢池ヒュッテ=約55分+約35分+約15分

 山頂には三角点と小さいお地蔵さんがあり、その後方に溶岩石の岩山があります。岩山を登ると、反対側はスパッと切れ落ちておりますので、あまり端っこまで行かないでください。岩端の一歩手前から下を覗きましたが、感想は「ヒェ〜高〜!」でした。

 妙高山には北峰と南峰があり、いま到着した三角点がある方は北峰。南峰は北峰から尾根づたいに数分ですので、是非行ってみましょう。また、山頂にはミヤマトリカブトのお花畑があります。山頂からの展望については、今回はガスのためよくわかりませんでした。でも、高度感を味わえたので満足です。

 下りは黒沢池ヒュッテまで登ってきた道を反対に下ります。足下が良くないので、下りでもイマイチペースがあがりません。でも、あとはテントまで帰れればよいので、焦らずゆっくりと降りることに・・・今日は疲れた!
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ミヤマトリカブト

 
レポート<2日目>
黒沢池ヒュッテ〜茶臼山〜高谷池ヒュッテ=約25分+約25分

 翌朝、黒沢池ヒュッテを後にして一路、朝靄の黒沢湿原へ。 黒沢池ヒュッテから、茶臼山の手前までは木道を歩きますが、途中で問題発生!ナント先が見えないほど、虫が大量に飛んでいて作者の行く手を阻むのです。息を吸うと口に入りそうなので、手ぬぐいで口と鼻の耳の穴を覆い、足早に通り抜けました。そんな事をしながら進んだおかげで、あまり景色を見られなかったです。本当なら、眼下に黒沢湿原の絶景が見えるハズだったのに。すれ違う人が顔をすっぽり覆うモスキートネットをかぶっていました。作者も欲しい・・・。

 登山道は木道の末、樹林に入ります。茶臼山の頂上は樹林の中にあって、注意していないとその標札に気がつかないかもしれない程小さく、ふつうの道沿いにあります。 茶臼山頂を過ぎ、しばらく明るい樹林を歩くと足下が土から石に変化します。大きめの石ゴロの道をしばらく歩くと再び木道。「もう近いな」と気を抜いてポクポク歩くとなんとまた石ゴロ。「あれ〜まだか〜」などと言いながらあきらめて進むと、石ゴロ帯はチョットで終わり、またまた木道となります。今度こそ最後の木道で、すぐに高谷池ヒュッテ・火打山の分岐点に到着。分岐点から高谷池ヒュッテまでは2〜3分です。

分岐点の道標

高谷池ヒュッテ〜天狗の庭〜雷鳥平=約15分+約25分

 高谷池ヒュッテは外にテーブル+椅子がいくつもあり、出発準備中の登山者で賑わっていました。作者はここにザックをデポ(無料でした)し、昨日同様、軽ザックで火打山のピークハントに出発。まだまだ朝霧で覆われた高谷池を眺めながら木道を15分程歩くと、いったん歩きにくい石ゴロに変化した後、再び木道となります。しばらくして「天狗の庭」に到着。ですが、ガスっているので通過します。

 木道はこのあと10分弱で終わり、山道に入ります。登山道は急登と言うほどではなく、昨日までの悪道に比べれば天国のよう。途中、樹林を抜けると右側がスパッと切れ落ちた高所に出ます。

 この辺りからは稜線っぽくなり、次第に樹木の背が低い尾根道に変化。周囲はガスのためあいにく展望がないのですが、晴れていれば結構な高度感が味わえそう。さて、土の尾根道はやがての石ゴロの坂道となり、ちょっとやっかいな思いをしますが、これを登り切れば「雷鳥平」に到着です。

歩きにくい石ゴロの道

雷鳥平〜火打山頂〜高谷池ヒュッテ=約25分+約50分

 雷鳥平を後にすると、登山道はハイマツ帯を抜け、ガレ場に階段の着いた道。植生復元中の看板を横に頂上を目指します。途中、階段脇にホームセンターで売ってそうな「プランターの土」の類が数袋おいてありました。大自然なのに、こんなのでも復元OKなのか〜と妙に感心しながら頂上へ。

 階段登りの後は、ハイマツ樹林(ハイマツと言っても結構背が高く、さらにその他の草木も加わって、所によっては大人の身長より高いところもあるので作者が「ハイマツ樹林」と命名。)をくぐり抜けると火打山・頂上に到着!

 火打山の頂上は平らな広めの土地。中央には石を積んだ頂上標があり、妙高山同様、小さなお地蔵さんがいます。天候はあいにくのガス。周囲は真っ白で残念ながら何も見えませんでした。後から登ってきた登山者の話では「火打はいつもガスの中、4回登らないと晴れない・・・」等と言われ、1回目の作者は早々にあきらめて下山することに。

階段

植生復元中の脇を抜ける

火打山の頂上

 高谷池ヒュッテまでの下りは、火打山頂〜雷鳥平が約20分、雷鳥平〜高谷池ヒュッテが約30分でした。途中、ガスが切れて眼下に天狗の庭、高谷池が見えました。緑の湿原に空が映っていてとてもキレイだったです。

天狗の庭と高谷池ヒュッテ
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高谷池に続く木道
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木道を行く登山者
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天狗の庭

高谷池ヒュッテ〜富士見平〜黒沢橋〜笹ヶ峰P=約40分+70分+30分

 高谷池ヒュッテで預けておいたザックを回収し、昨日、妙高方面・火打方面とを分けた富士見平に向かって再出発。登山道は高谷池ヒュッテの左脇から続きます。最初は木道ですが、徐々に悪路に変化。昨日、一日苦しめられたあの悪路が復活です。また、富士見平までは軽い上り道でしたが予想外に疲れました。

 富士見平からは昨日通った道と同じす。披露のせいか、黒沢橋までは昨日より長く感じました。

 黒沢橋を過ぎてから永遠と木道が続きます。それにしても木道の長さには驚きです。本当に、ものすごい量の木材と労力がつぎ込まれていますよ。全部税金かいな? さて、木道歩きが長いのでさすがに作者も足が痛くなってしまったので、後半は木道を降りて、脇を歩いて下山。あらためて土の柔らかさを実感しました。でも、ぐちゃぐちゃ悪道はもう勘弁・勘弁です。
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富士見平付近

 
 

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