| ババ平〜槍岳山荘=約3時間 |
2日目朝、ババ平を出発。約15分で「大曲」を通過。登山道は槍沢(横尾まで梓川)と高い横尾尾根の絶壁を左手に見ながら大きく左にカーブすると、徐々にガレ場の急登となります。コースは整備されており登りやすいので、あせらず小股、小股、で省エネ歩行を続ければ、それほど体力を使わずに槍岳山荘に到着できるでしょう。とは言っても槍の穂先が見えるのはババ平から約1時間40分後。まずは、天狗原との分岐を目指しましょう(ババ平〜分岐間は約1時間)
谷の右側についていた登山道が中央部に移ると同時に、槍の穂先が視界に入ります。(分岐から約40分) 天を突き刺す槍の鋭さに感動し、喜びの声を上げる作者とその一行。スゲー!カッコイー!写真で見たとおりだ〜!(あたりまえだ)
播隆上人が修行したとされる坊主ノ岩小舎を過ぎると、殺生ヒュッテと槍岳山荘そして、穂先が徐々に大きくなります。(殺生ヒュッテに行くには主登山道を少しそれます。)作者とその一行は目の前にある奇跡的ともいえる三角形に目を奪われながらも、最後の急登を登りきり、三角形=北アルプスのシンボル=槍が鎮座する稜線、そして槍岳山荘へ到着しました。ヤッタ〜! |
 槍ヶ岳(槍沢より) |
 槍へ向かう最後の急登 |
 槍岳山荘 |
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| 槍岳山荘〜槍ヶ岳頂上(往復)=片道約15分 |
いよいよ槍の頂上を目指します。高度差は約100m。槍岳山荘の軒先にザックを置き、カメラを持って穂先に取り付く作者とその一行。
頂上への登山道は登りはじめは往復交互通行ですが、途中から登りルート・下りルートに分かれます。頂上までは、言うまでもなく足場が悪いです。鎖に助けられながらも、三点支持を守りながら上へ上へ。最後はほぼ垂直の鉄ハシゴが2つ現れます。2つ目は長く約25段程ありますが、これを登りきると、悲願の槍ヶ岳頂上、遮るものひとつない槍の穂先の1点に到着となります。
頂上からの眺めはすばらしいの一言です。東には作者とその一行が2年前にその頂上から槍ヶ岳を眺めた思い出の常念岳と蝶ヶ岳。北〜西には鹿島槍ヶ岳、白馬岳、立山、黒部五郎岳、笠ガ岳。南には乗鞍岳、御嶽に穂高連邦、南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、さらには富士山、八ヶ岳とまさに360度の大パノラマが広がります。
さて、頂上から下る時は登りの逆手順です。鉄ハシゴへの取り付きには注意しましょう。ハシゴ下からも注意して慎重に降りていただきたいです。 |
 槍の穂先(槍岳山荘より) |
 ほぼ垂直鉄ハシゴ |
 最後の一歩 |
 上から覗くと末恐ろしい |
 槍岳山荘(頂上より) |
 穂高岳連峰 |
 ヒュッテ大槍と険しい東鎌尾根 |
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| 槍岳山荘〜大喰(おおばみ)岳〜中岳〜横尾尾根分岐=約30分+30分+45分 |
槍岳山荘を出発。テント場を過ぎ、ガレ場の坂道を下っていったん鞍部に降りてから、大喰岳への登りとなります。大喰岳からは是非、槍ヶ岳を振り返りましょう。美しい穂先がやや右側(東)に首を傾げているように見えます。
大喰岳〜中岳へも、いったん鞍部に下った後、また登りとなります。中岳から横尾尾根分岐の間もガレ場の急坂を下りますが、ここは少し長いdす。また、岩も少し大きくなり、浮き石もあるので注意して下りましょう。分岐の手前には岩峰のトラバースがあります。距離は短いですが足場が非常に悪いので要注意です。 |
 槍岳山荘と槍(その1) |
 槍岳山荘と槍(その2) |
 南岳へ続く稜線 |
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| 横尾尾根分岐〜南岳〜南岳小屋(往復)=片道約10分+10分 |
作者とその一行は、3000m峰×4を制覇する為、南岳まで足を伸ばしました。
でも、実は作者とその一行は水不足の事態となっており、南岳小屋で飲料を補給したかったのです。南岳小屋の先(南側)には、あの大キレットがありますが、今回はここで引き返し。飲料をザックに詰めて横尾尾根分岐へ戻ります。 |
 南岳小屋 |
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| 横尾尾根分岐〜天狗原(氷河公園)=約1時間20分 |
分岐から天狗原までは岩場の急坂下り。終始、岩が大きくとても歩きにくい上、序盤にはクサリ場が数カ所あるので注意が必要です。岩場歩きは勾配がゆるんでも続きます。快晴の空の下、照り返しの輻射熱が作者とその一行を苦しめ、フラフラになりながら氷河公園=天狗池に到着しました。
天狗池は雪渓の下に広がる美しい池。槍ヶ岳と天狗池に映る逆さ槍との絶景は本コース最高の撮影ポイントです。 |
 槍ヶ岳と天狗池 |
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| 天狗原(氷河公園)〜ババ平=約1時間30分 |
天狗池を半周し、再びガレ場の登山道へ。いったん登った後、本日初めての樹林へ入ります。生い茂る樹木を避け、腰をかがめながら進むと、登山道は久しぶりに槍沢に戻ります。槍沢を横切り、今朝歩いた槍沢沿いの道に再び戻る頃には陽が西に傾きました。(天狗池〜分岐点まで約35分)
強烈な西日を背に大曲を通過し、横尾尾根によって作られた陰に入ると一段落。ババ平手前の沢で飲んだ水が冷たかった。カラになった水筒に水を補給して、ようやく我が家(テント)の建つババ平へ帰還。あ〜疲れた。今日は暑かった〜。 |
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