| 黒部五郎小屋=三俣蓮華岳=約1時間40分 |
本日は三俣蓮華・鷲羽・水晶を経て雲ノ平まで歩きます。百名山を1日で3山ゲットです。今日も長時間です・・・。
登山道は黒部五郎小屋から樹林の急登で始まります。山腹に付いた一直線のミゾが登山道です。狭い登山道をしばらく登ると健脚と展望(だったかな)の2コースに分かれます。2コースはまた一緒になりますので、どちらを選んでも結果は変わりません。作者とその一行は当然のように展望を選びました。 |
 早朝の黒部五郎小舎 |
 空に向かう |  朝日を浴びる黒部五郎岳 |
急坂を登りきると一転して穏やかな台地に出ます。風が気持ちいいです。ハイマツの間を抜け快調に歩を進めます。三俣蓮華岳への最後の登りへの手前は登山道の左側が崩れ落ちていますので、慎重に進みましょう。崩落箇所を抜ける三俣山荘へ向かう巻き道との分岐が現れます。分岐から頂上までは約35分の急登です。 |
 巻き道分岐 |
 分岐から黒部五郎方面望む |
 三俣蓮華岳頂上 |
三俣蓮華岳からの展望もスバラシイ!昨日登った薬師岳も、飛騨の名峰笠ヶ岳も、槍ヶ岳も全部見えます。スゴイスゴイ! |
 黒部五郎岳 |
 笠ヶ岳 |
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| 三俣蓮華岳〜三俣山荘〜鷲羽岳=約40分+約1時間30分 |
三俣蓮華岳頂上〜三俣山荘までは約40分の下り坂。序盤は急坂ですが徐々に勾配がゆるみます。
三俣山荘は三俣蓮華岳と鷲羽岳との鞍部に立つ赤い屋根の小屋。小屋前の広場では多くの登山者が休憩していました。 |
 鷲羽岳と三俣山荘 |
 三俣山荘 |
ここで問題発生!昨日までの疲れが抜けていない作者は、一行について行けそうもない状態へ・・・。考えた末、三俣山荘で一行と別れ大休止を取ることにしました。一行の脚を引っ張りそうだったので、とりあえず作者を残して先行してもらう事としました。 作者ひとり鷲羽岳はあきらめてこのまま雲の平へ向かうか、這ってでも鷲羽岳のピークをゲットするか? 既に作者を残して出発した一行の後ろ姿を見ながら考えに考えた末、結局、鷲羽行きを選択。ヨ〜シ!夜までかかってでも雲ノ平までたどり着くぜ! |
 鷲羽岳(三俣山荘より) |
 三俣蓮華岳と三俣山荘 |
 槍ヶ岳(西鎌尾根が少し見える) |
鷲場岳への登りはガレ場のジグザグ登り。「ジグザグ好き」の作者にとってはラッキーでした。ガレ場手前の鞍部から見上げる鷲羽岳は、とても大きく立派な構え。この時にはすでに三俣山荘での迷いはスッカリ吹き飛んでいました。やっぱり来て良かった!
鷲羽岳の頂上からは美しい鷲羽池が望めます。頂上を踏んだ者のみが望めるこの絶景にあらためて登って良かったと実感しました。鷲羽岳頂上からの展望は好天にも恵まれた事もあり、またまたスバラシイの一言でした。薬師岳からこの3日間で踏んできた山々が全部見え、これから挑む水晶岳もクッキリ。おまけに槍ヶ岳も笠ヶ岳も望めました。大パノラマを語るに相応しい景色!北アルプス万歳! |
 笠ヶ岳が顔を出す |
 鷲羽岳頂上標 |
 鷲羽池と槍ヶ岳 |
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| 鷲羽岳〜ワリモ北分岐=約1時間 |
絶景展望が名残惜しいですが、一行から遅れている作者はひとり鷲羽岳頂上を主発。
ガレ場の急坂を鞍部まで一気に下り、今度はワリモ岳頂上へ強烈な上り坂に挑みます。巨大な鷲羽岳を背にみながら、ガレ場の急登を登りつめると最後にはロープ場があります。こぢんまりしたワリモ岳の頂上からは水晶小屋と水晶岳が一望できました。 |
 ワリモ岳と水晶岳 |
 ワリモ岳への強烈な登り |
ワリモ岳を過ぎてしばらく進むと水晶方面と雲ノ平方面との分岐点=ワリモ北分岐に到着します。ここには先行した一行のザックがデポってありました。 |
 ワリモ岳頂上標 |
 水晶岳 |
 ワリモ北分岐 |
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| ワリモ北分岐〜水晶小屋〜水晶岳往復=往路復路とも約30分+約30分 |
ワリモ北分岐で少し休憩した後、作者もテントの入った重いザックをデポり、サブザックに水筒と雨具だけ詰めて再出発。向かうは当然、水晶岳です。
分岐から水晶岳まではガレ場の稜線歩きです30分ほどで水晶小屋に到着。途中で先行していた一行に再会。雲ノ平にも先に行ってもらいテント場の確保をお願いしました。
水晶小屋のこぢんまりとした受付では、美人のおねーさんがテキパキと宿泊客に指示(指令?)を出していました。今日は布団1枚に3人とか・・・。 |
 水晶小屋(1) |
 水晶小屋(2) |
さて、水晶小屋を後にし、作者は一路水晶岳頂上へ。稜線は次第に痩せ始め、今回初めての危険なムードになっていきます。いままで好天だった空には暗い雲が広がり、周囲はガスに包まれました。なんだかヤバそうな雰囲気。頂上手前の核心部にはクサリがありました。ちょっと注意が必要です。頂上は岩山のテッペンって感じです。ガスのため展望は望めませんでした。雨が降らないうちに下山しようっと。 |
 水晶岳頂上部 |
 水晶岳のハシゴ場 |
 雷鳥発見! |
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| ワリモ北分岐〜祖父岳〜雲ノ平山荘テント場=約45分+約2時間 |
ワリモ北分岐に帰り、久しぶりに重〜いザックを背負ったら、岩苔乗越の十字路へ急降下。岩苔乗越では迷わず祖父岳方面へ進みました。それにしても今日も長距離です。 |
 登山者 |
 祖父岳 |
 岩苔乗越 |
岩苔乗越からは再び上り坂となります。3日分の疲労が作者を襲います。休みながらも、これが最後の登りだ!と気合いを入れて登り切りました。たどり着いたのはケルンの立ち並ぶ石ゴロの大地。祖父岳の頂上はこの大地の奥にありました。
一度は体調が回復した作者でしたが、祖父岳の頂上付近でついにエネルギーが底をつき始めました。雲ノ平が眼下に広がります。ゴールのテント場も見えています。あとは下るだけだと足に言い聞かせて再出発。 |
 左手に鷲場岳 |
 祖父岳頂上標 |
 右手に水晶岳 |
ガレ場を下りきって木道のT字路へ到着。案内標識の指示が理解できず右折か左折か迷った末、右折を選択。正解でした。ところが、もうすぐのはずのテント場に全然近づく気配がありません。テント場は左手に見えているのに、なぜか岩場をぬってつけられた木道は違う方向に続くのです。どんどん遠のくテント場。後で分かったのですが、以前登山道だった所が水源保護のため歩行禁止になり、そこを大きく迂回する木道が付けられたとの事でした。しかしながら、この時の作者にとっては木道歩きでさえも辛い状態。夕方が近くなり次第に暗くなる空を見上げながら、いつになったら(テント場に)着くんだろう木道に話しかける作者でした。 |
 雲ノ平 |
 雲ノ平山荘テント場 |
 道標 |
結局テント場に到着したのはT字路から約1時間半後でした。一行と再会した時はうれしかった!そして、どうにか周囲が暗闇に包まれる前に幕営出来たことが幸いでした。
テント場はガレ場です。石をかき分けて何とか平な部分を作りました。水場とトイレはテント場内にありますが、買い物に行くためには往復30分歩いて雲の平山荘まで行く必要があります。メチャクチャ不便です。当然そんなところまで歩ける状態でない作者は、飯もろくに食わずにダウンでした。 |
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