常念岳・蝶ヶ岳
日 数 1泊2日
体力度 ★★☆
危険度 ★☆☆
工 程 1日目=三股P〜三股分岐〜前常念岳〜常念小屋
2日目=常念小屋〜常念岳〜蝶ヶ岳〜三股分岐〜三股P
歩行時間 1日目=約6時間30分
2日目=約7時間40分
(休憩時間、電車バス等の乗物待時間を除く)
駐車場 三股P(無料)
歩行日 9月14日〜15日
備 考 日中10℃前後、頂上早朝5℃(フリース等防寒着必要)
面積事項 本サイトで紹介する全ての情報には作者の主観が含まれているものとし、作者登山時による参考データとします。登山計画時や実登山時に本サイトのデータを使用する事は、個人の判断によるものとし、実状と差異が生じた場合でも、本サイト側には一切の責任を持たないものとします。
レポート<1日目>
マイカーアプローチ

 松本市内から三股Pまでのルートは非常にわかりにくいです。作者とその一行も迷子になり、地図をにらみながら進んだので今ひとつ定かではありません。結果論ですが、長野自動車道の西側を走る国道147号線を走り、JR豊科駅入り口の1つ北側にある信号を西に曲がる。道なりに進むと「ほりで〜ゆ〜四季の郷」という看板があるので、「ほりで〜ゆ〜」を目指して進みます。「ほりで〜ゆ〜」をすぎて、さらに真っ直ぐ行ったら行き止まりが三股Pだったです。間違ってたらごめんなさい。三股Pの駐車場は70台程度駐車可能です。

三股P

三股P〜前常念岳=約5時間20分

 登山道は駐車場の奥手から延びる砂利道で始まります。作者とその一行はこの砂利の具合が足にあわず、最初から苦労しましたが約20分で三股の分岐に到着しました。分岐にある看板によれば、右手のいきなり樹林の急登となっている方が常念岳との事。右の道を選び、展望のない樹林の中に突入となりました。樹林中の登山道は谷側に傾いた斜めの道で、木の根が覆っていて歩きにくいです。多くの登山者が踏んだせいか、根っこは乾燥していても滑りました。

 うっそうと茂る樹林を2時間半位登ると、ようやく空が見え始め、少々勾配がゆるみます。この辺りで前常念岳が見られるようになります。さらに30分位でついに樹林を抜け、正面に大きな前常念岳を望むようになります。

 樹林を抜けてからは、一変してガレ場歩きとなり頂上が近づくにつれて勾配がきつくなります。岩が落ちてきそうなガレ場の急斜面をジグザグと登ると、樹林を抜け出てから約1時間で石室、さらに1時間で前常念岳の頂上となります。石室〜頂上までは足場が悪く危険な上、ルートから外れやすいので注意しましょう。けっこう高度感がありますよ。

やっと見えた前常念

主稜線の向こうに穂高!
Highslide JS
明日歩く常念山脈主稜線
Highslide JS
前常念への急斜面

前常念岳〜常念小屋=約1時間10分

 前常念岳のピークに立つと初めて常念岳を見る事ができます。でも「槍」はまだ見えません。前常念岳のピークから常念岳に続く登山道を進むと約10分で常念小屋に向かう巻道への分岐があります。今回はこの巻道を通って常念小屋に行きますが、巻き道は非常に歩きにくいです。常念岳の山腹を左にカーブしながら進みますが、行けども行けども小屋が見えてきません。ついでに、たまにですが谷に落ちそうな所があり、ちょっとだけ注意が必要です。最後は石ゴロとなります。
Highslide JS
常念岳
Highslide JS
常念小屋と横通岳

 ようやく到着した常念小屋からは、待望の穂高連峰・槍ヶ岳・燕岳を見ることができました。小屋は広々とした鞍部に建っています。目の前には常念岳がそびえ立ってます。小屋から見る常念岳は一見緑の山ですが、よくみると右のほうが石ゴロとなってます。明日の登山道はこの石ゴロ登りから始まるのだ! 常念岳から小屋をはさんで反対側には横通岳への美しい稜線が続いてます。夕方、下界からガスがあがってきました。眼下に広がるガスの海がとてもキレイでした。

 常念小屋では生ビールが飲めました。ヤッター!さらには、素泊まりの方用の炊事室が屋内にあって、天候の悪い日でも安心して飯が食べられます。寝部屋は1・2・3階にあって1・2階は小部屋に仕切られています。各部屋の定員は部屋毎に違っていて6人〜のようです。ちなみに本日は300人様御宿泊で、布団1枚に2人でした。定員は200人との事。3階は屋根裏の広間です。こちらは素泊まりの方専用のようでした。
Highslide JS
常念岳

常念小屋より槍穂を望む
Highslide JS
槍穂の夕景
 
レポート<2日目>
常念小屋〜常念岳=約1時間20分

 翌朝、作者一行は小屋を4時に出発。真っ暗のなかをヘッドライトを頼りにガレ場の山腹をよじ登ります。下の方に小屋が小さく見え、後続隊のヘッドランプがチラチラしています。下界から上がってきたガスが鞍部を通り抜けながら小屋を飲み込んでいきます。あのガス飲まれたら一歩も動けなくなりそう。ガスの恐怖と足下が見えない不安を抱えながら、ガレ場を一歩ずつ登ります。かなり急斜面ですので後ろによろけたりしたら、そのまま落っこちそう。後ろはないと思って、気を付けて登ってください。特に暗い中の登山は危険ですので経験者と共にゆっくり登りましょう。

 常念岳頂上は狭いです。祠と方位盤があります。常念小屋方面から向かって、ピークのすぐ反対側に休めるところがありますので、そちらに移動して休息を取るようにしてください。ピークにいるとオジャマです。贅沢な言い方ですが、もはや当たり前のように穂高・槍が望めます。最高なのだー!でも、さむいだ〜!

常念岳頂上

常念岳〜蝶ヶ岳ヒュッテ=約4時間

 常念岳頂上より、登山道は岩稜の下りとなり、本日のメインコース突入です。まずは眼下に三つの小さなピークが見えます。そのピークをこえるまでが岩稜歩きで、約1時間30分を下ります。次は樹林で、約1時間30分の間はアップダウンが続きます。特に蝶槍手前では、目の前に見える蝶槍と同じ高さのピークにいながら、一端眼下の鞍部にくだってまた登るという面倒さ。これにはさすがにヘコみました。蝶槍への最後登りでは樹林を抜け出し、またガレ場登りとなります。でも、とんがっているピークを目前にすると、またガンバッてしまうのだった!

 蝶槍ピークから蝶ヶ岳ヒュッテまではなだらかに見えます。たいした勾配ではないのですが、疲れのせいか時間がかかり結構しんどかったです。蝶槍をすぎると、次は旧蝶ヶ岳、その次に蝶ヶ岳ヒュッテがあって、最後に蝶ヶ岳となります。
Highslide JS
蝶ヶ岳へ向かう稜線
Highslide JS
蝶槍
Highslide JS
蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ヶ岳ヒュッテ〜三股=約2時間20分

 蝶ヶ岳ヒュッテ前も広々した所です。小屋は綺麗です。残念なのはここで稜線歩きともお別れ。従って、穂高連峰・槍ヶ岳とも最後なのです。うっうう〜

 さて、気を取り直して、ザックを背負ったら穂高・槍に最後の別れを言って樹林に落ちましょう。これまでの、行程が華々しすぎたため、ここからはつまらなくなります。ただ、樹林を降りるのも楽しいものですよ。作者なんかは気晴らしにチョイト走って降りてみたりして・・・。

 三股の登山口についたら、また砂利道を歩いて帰ります。なぜか、昨日みたいに歩きにくくないのでした。
 
 

Google
WWW を検索 I LOVE THE MOUNTAIN を検索
copyright(c)2002 mizuo All Right Reserved
This caption can be styled using CSS.